子供の便秘 症状・病気
便秘の問題はおなかが張ったり残便感があるなど不快な症状だけですまなくなります。便秘の状態が長く続くと「自律神経」と「腸内細菌」に問題が生じてきます。
●自律神経の問題
自律神経は無意識のうちに体を調整してくれる神経です。例えば自分の意思では自由に動かすことが出来ない心臓、胃腸、体温などをコントロールしています。排便も自律神経によって調整されています。自律神経の動きが不安定になると排便にも影響を受けるのですが、その逆で便秘になることで自律神経を不安定にさせる要因になります。自律神経が不安定になることで、体の各機能に悪影響を及ぼし、またそれが便秘を悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。
●腸内細菌の問題
便秘になると食べたものがおなかを通過するのにかかる時間が長くなります。そうなると食べたものが腸内で発酵してガスが発生しやすくなります。便秘になるとおなかが張るのは便がたまるからだけではなくガスが多く発生するのも関係しています。便が腸内に滞在する時間が長くなると腸内細菌の種類も変化してきます。ビフィズス菌などの善玉菌が減少し大腸菌などの悪玉菌の割合が増えてきます。こによって腸内環境を乱しさらに便秘を悪化させるという悪循環に陥ります。また腸内で異常に増加した悪玉菌はビタミンの吸収を妨げることがあります。便秘による肌荒れには悪玉菌によるビタミンの吸収妨害が関係しています。